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国際サンゴ礁研究教育ハブ形成プロジェクト
アジア太平洋域の大学院学生の国際連携教育

各学科・系の教育理念と目的

数理科学科

 

 諸科学の基礎としての数理科学の教育研究を行うとともに、数理科学的素養を持ち、社会の多様化と時代の変化に柔軟に対応できる幅広い教養を身に付けた人材を育成することを目的とします。

 

 

 

 

 

 

 

物質地球科学科 物理系

 

 物理学は、自然のさまざまな振る舞いの奥にある基本法則を明らかにし、それに基づいてミクロな世界から宇宙までの自然現象を統一的に理解しようとする学問で、さまざまな分野に影響を与えてきました。そのため、現在では物理学は人間の生活に密接にかかわりを持ち、なくてはならない重要な学問になっています。物理系では、このような普遍的・体系的な物理学の知識や考え方を身に付けるために、基礎から積み重ねた教育を行うことを目指しています。

 物理学は自然の認識についての人類の知的、文化的営みにとどまらず、現代科学を支える基礎であり、私たちの社会基盤を支える基礎学問です。社会におけるこれらの重要性を考えれば、基礎科学としてのこれまでの物理学を継承し、それを持続的に発展させて人類の知の最前線を拡大することが我々に与えられた使命です。物理学では、このような観点に基づいて、未知の自然を探求する創造的な研究活動が行われています。それによって確立された物理学を体系的に理解することによって普遍的知識や考え方を身に付け、社会や学問の世界において自立できる人間を育てるとともに、物理学を通して人類の幸福と社会の進展に普遍的に貢献できる人を育てることを目的としています。
 

 

物質地球科学科 地学系

 

 地学は、私たちの住む地球を対象とする学問です。上空の大気圏、海洋を中心とした水圏、地上・地下の岩石圏で起きている現象、あるいは過去に起きた現象を、物理学・化学・地学の視点から研究教育が進められています。特に、亜熱帯・島嶼という沖縄の地域特性を活かして、琉球島弧と周辺海域の地質とその成り立ち、火山・地震活動、サンゴ礁の形成過程や環境変動、黒潮・台風の大気海洋変動などについて学び、野外実習などで地球に直接触れる機会を多く設けています。そして、自然科学の教養と知性を身につけ、将来の仕事でそれを十分に発揮していける人材を育成することを目的としています。
 

  

海洋自然科学科 化学系

 

 化学とは、物質を構成する原子や分子の基本的な性質等を追求し、自然界に多様に存在する物質を探究していく学問です。したがって、化学系では、普遍的な基礎科学の重要性を念頭に置き、基礎化学および地域特性を活かした特色ある教育を推進することを教育目的としています。そのために、多様な物質の反応・構造・機能を分子科学的に理解する上で必要な基礎的な化学教育に加えて、新規物質の創成や亜熱帯・島嶼・海洋の地域特性を活かした天然物・環境分野の応用的な化学教育を行い、亜熱帯島嶼の特性を加味した特色ある化学教育を推進します。
 

 

海洋自然科学科 生物系

 

 サンゴ礁と白い砂浜に縁取られ、照葉樹が深い緑の陰を落とす亜熱帯の島々。そんな美しい島々が弧状に連なってできた琉球列島には、複雑な地史や亜熱帯海洋性の特異な気候を反映し、陸域から海域にかけて実に多様な生物が暮らしています。その中には、琉球列島の固有種や、日本ではここでしか見られない熱帯系の種などが数多く含まれており、生物多様性の極めて高い地域として知られています。

 近年、我々人類の営みは、このかけがえのない琉球列島の自然に大きな影響を与え、生物を取り巻く環境を急速に変化させてきました。「自然との共生」が人類共通の課題としてクローズアップされる今日、琉球列島の自然環境をどのようにして守り、どのように共存してゆけばよいのか、我々が考えなければならない課題は数多く存在します。こうした状況の中、生物学に対する社会の関心と期待は急速に高まってきています。

 我々生物系では、地域・国際社会で生物学が果たすべき役割を視野に入れながら、琉球列島の豊かな自然環境が持つ特色を最大限に生かし、多様な生命現象とその根底にある基本原理の理解を目指した教育・研究をおこなっていきます。
 

 

入学者受入方針(アドミッションポリシー):求める学生像

数理科学科

(1) 基礎的な数学の知識・思考力を備えている人
(2) 未知の数学に対する好奇心が旺盛である人
(3) 強い勉学意欲を持ち、積極的に数学を学び、修得した知識や技術等を社会に役立てたい志のある人

 

物質地球科学科 物理系

(1) 基礎学力を備え、科学的好奇心に富み、探究心や勉学意欲の強い人
(2) 科学的な基礎知識や思考法を学び、それらを社会人として生かしたい人
(3) 物理系の勉学を基に、広い意味での科学者として自らを磨く人

 

物質地球科学科 地学系

 地球と海洋に関する自然現象に興味を持ち、意欲的に地球科学の知識を身につけ、探究心に富む人を求めています。特に熱帯・亜熱帯域の島弧や海洋で起きている自然現象に興味のある人を求めます。

 

海洋自然科学科 化学系

(1) 物質や自然環境の成り立ちについて興味を持っている人
(2) 化学を学ぶための基礎知識を備えた人
(3) 修得した化学の知識や技術等を社会に役立てたい人

 

海洋自然科学科 生物系

(1) 多様な生命現象と生物を取り巻く自然環境に興味を持ち、深く学びたいという意欲のある人
(2) 自らの目標に向かって主体的に物事を考え、積極的に行動できる人
(3) 生物学を学ぶために必要な基礎知識を備えている人

 

理工学研究科

 前期博士課程

数理科学専攻

 数理科学専攻では、数理科学の分野で、現代社会に貢献できる高度な専門知識および能力を持つ研究者・教育者および専門的技術者などの人材の養成を目的としています。そこで、次のような学生を求めています。

(1)学部で学んだ知識をもとに、数理科学における更に進んだ分野の研究に取り組む意欲のある人。

(2)修得する専門的知識を分かりやすく説明することで、教育現場で数理科学を学ぶ素晴らしさを伝えていきたいと思う人。

(3)現代社会における具体的な問題に対して、数理科学を応用することに興味のある人。 

 

物質地球科学専攻

1 教育理念・目的

 物質地球科学専攻では、物理学・地球科学及び関連領域の教育・研究をとおして、学問の深化と科学技術の発展に寄与し、広い視野と高度な専門知識や技術を持った人材の養成を目的とします。

求める学生像

 本専攻では、物理学あるいは地球科学、それらの関連領域の教育と研究をとおして、自然科学の普遍的知識や考え方を身に付け、高度な専門性と独創性を備え科学的な広い視野を持つ研究者、教育者、専門的技術者等を目指す学生を求めています。

入学者選抜の基本方針

 本専攻では、修士号を取得するのに必要十分な基礎学力を備え、意欲的・積極的・主体的に勉学に励むことができるのかを判断するために、専門科目、外国語、面接の選抜試験が行われ、公正かつ妥当な方法の入学者選抜が実施されています。

 

海洋自然科学専攻

 海洋自然科学専攻では、次のような人を求めています。

(1)化学・生物学および関連領域の高度な専門知識、実験技術ならびに調査手法を積極的に深く学ぼうとする人

(2)琉球列島の豊かな自然についての探求から、より一般的な自然について発展的に理解したい人

(3)専門的な知識や実験技術、調査手法を活かして、広く社会において交流し、地域及び国際社会に貢献したい人

 

博士後期課程

海洋環境学専攻

 琉球列島を特徴付ける亜熱帯海洋・島嶼環境とその根底にある基本原理を探究し、広い視野を備えた独創性の高い研究者として世界をリードする意欲のある学生を求める。


 
 
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