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2021年11月15日
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SDG14「海の豊かさを守る」産官学連携プロジェクトがスタート: 生物多様性ビッグデータで「国連海洋科学の10年」に貢献
今年2021年1月から「国連海洋科学の10年(United Nations Decade of Ocean Science; UNDOS)」が始まりました。UNDOSでは、海の豊かさを未来へ引き継ぐため、「きれいな海」、「健全で回復力のある海」、「生産的な海」、「魅力的な海」などの社会目標を設定し、今後10年で、これらの目標達成に取り組みます。これに対応して、琉球大学理学部 久保田教授の研究チームは、海洋生物ビッグデータと統計モデルや人工知能(AI)を基に、海の生態系を見える化し、市民・行政・企業・金融機関と協働して「海の豊かさを守る」ための10年プロジェクト“Ocean180”をスタートします。Ocean180は、劣化する海の状況を反転し改善させるという願いをこめた名称で、生物多様性ビッグデータ分析を基にした実効性のある海の保全再生アクションを推進します。