副研究科長挨拶

副研究科長 古川雅英

1950年に琉球政府立として開学した琉球大学は、沖縄が日本に復帰した1972年に文部省所管の国立大学へと移管されました。現在の国立大学法人琉球大学の大学像は、この移管の際に決定された基本方針を基盤としており、これに基づき、大学院教育の整備も行われました。1980年に大学院理学研究科・修士課程が設置され、1989年には海洋科学特別コース (Special Graduate Program in Marine Sciences)が設置されました。この特別コースは、九州・沖縄地区の大学としては初となる完全英語運用の大学院プログラムであり、入学も国際スタンダードに沿って10月に実施されました。これを嚆矢とする国際教育システムは、その後OIMAP (Okinawa International Marine science Program)、CRABS (Coral Reef and Advanced Biological Sciences program)、RIMP(Ryukyu International Marine Program) として現在も受け継がれており、本学の国際性を高める重要な基盤となっています。博士後期課程は、1998年に理学研究科と工学研究科を統合して本研究科となった際に、理学系分野として海洋環境学専攻を新設しました。これらの組織整備により、本研究科はサンゴ礁に関する国際的教育研究機関として認知され、世界各国からの留学生を受け入れるまでに至っています。これからも地域性と国際性を併せ持つ個性豊かな理系人材の育成に挑戦し続ける所存ですので、応援をよろしくお願い申し上げます。

副研究科長 古川雅英
※研究科長・副研究科長は理学部長(奇数年)・工学部長(偶数年)が各年で担当

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